格言 Proverb【じんのすけ×だいまじん】jinon.com

甚ちゃんの馬主仲間?企画屋孝太郎さんのページです。
企画制作会社を経営する孝太郎氏が元来の“ことわざ”や“格言”を
現代風に独自の視点でおもしろおかしくアレンジしてくれます。
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格言top
苦なくとも楽あり。楽あれば次も楽あり

 「最近、説教くさいぞ」とは学生時代の友人の声。そこで今回はボクらしくお気軽なことわざです。元の句は人生の苦楽は繰り返されるものだから、悲観せず油断せず常に努力しなさい…という意味の「苦あれば楽あり、楽あれば苦あり」なんだけど、苦楽というものは感じる人の気持ちひとつで変わるもの。現実はともかく気持ちくらいはプラス思考で「人生楽ありゃ、楽ばかり〜(曲:水戸黄門のテーマ)」と思い込みませんか?。見方を変えれば意外とそんなものですよ人生は…。
 「ネタを創る苦労話し?、ないですよ。もしあったとしても、ないと言います。苦労話しでは笑えませんから」と甚ちゃん。ボクは<だいまじん>がネタを創っているところを見たことあるけど、笑いに対するコダワリは相当なもの。それが見方によっては苦労にも見えるし、楽しんでいるようにも見える。「テレビとかラジオの番組で<だいまじん>を知ってくれた人たちに、ボクたちのナマのライブを楽しんでもらいたいですから,ネタ創りはマジっすよ」とだいちゃん。その気持ちを忘れない限り<だいまじん>はまだまだ進歩しますよ。「パパは?」と娘よ聞くな。パパは頑張るとか努力とかいう言葉が大嫌いなんだ。好きなことをしているだけでも忙しいのに、努力してまで嫌いなことをする暇はありませ〜ん。


出る杭は、打って敵にまわすより、味方にすれば心強いぞ

 才能があり他の人より目立つ人は周りからひがまれて憎まれるという例えの「出る杭は打たれる」が元の句なんだけど、黙って打たせてくれるかな?。ボクなら言うね「打てるものなら打ってみろ」って。何かのきっかけで才能が発揮され、それなりの努力を続け結果が出た。それのどこがいけないの?。ひがんだり、恨んだりして才能のある人を憎む暇があるのなら、少しでも追い付くように努力するべきだし、そんなことで敵にまわすより、味方にした方が心強いと思うんだけどなあ。
 「才能がある人たちが集まる、それがプロの世界でしょう?。その中で勝ち続けるには才能だけでは無理ですよ」と甚ちゃん。「才能プラス努力。さらに運もプラスしないと‥」とだいちゃん。華やかなスポットライトをあびるには、それなりの苦労もあるようです。ボクは<人は誰でも何らかの才能がある>と信じてます。その才能に早く気付く人・遅く気付く人・一生気付かない人‥で、人の運命は大きく変わります。そこで、まだ気付いていない人にアドバイス。例えば長所と短所。短所を直す時間があるなら、長所を伸ばしたほうがいいですよ。その長所が隠れた才能のベースかもしれないから。短所なんてほっておいてもほどほどには治ります。


三日でもいいから、一度は取ろうよ我が天下

 今回は、例え3日間でもいいから日本一、いや世界一になろうよと言う景気の良いお話です。明智光秀が本能寺で織田信長を倒し三日間天下を取って殺された故事から、権力や地位を短期間だけしか掌握できないことを言う「三日天下」。平成の現代では命のやり取りはないのだから、一度くらい狙ってみませんか?天下を。クラスで一番、学校で一番なんか手軽でいいけど、同じ狙うなら日本で一番とか、世界で一番なんてどうかな?。「無理ですよ」な〜んてあきらめることないですよ。まだ誰もしていないことをすれば、とりあえずは世界一だし、他の国ではポピュラーな種目でも、日本で初めて記録を残せば、あなたは日本一。探せばあるもんですよ、天下をとる方法って…。ボクの友人でシンクロの男子のシニアの日本一を狙っている奴がいるけどね。海外では競技大会もあり選手層も厚いらしいけど、日本ではまだ選手がいないらしい。海外の選手権に出場した時点で、日本一決定?。
 「パリの世界陸上の予選で、ボクでも勝負になりそうな選手がいましたよ」と甚ちゃん。確かに大差で負けてゴールする選手、いましたよね。「ギネスにチャレンジしましょうか?」とだいちゃん。その手もあるけど、常識的な記録はほとんど無理。狙うなら企画で勝負かな?。「例えば…?」。そのくらい自分で考えてよ。世界一になれるかもしれないんだから。ちなみにボクは、お気軽主義ですから天下取りには興味ありません。
『ひとクラス 上でもがいて苦しむよりも ひとクラス下で満喫 我が世の春』


稼ぐに追い付く貧乏あり。最近の貧乏神は足が速いゾ〜

 一生懸命働いて稼いでいれば、貧乏で苦しむこともないという意味の「稼ぐに追い付く貧乏なし」。確かに昔はそうでした。でもね、最近の日本の経済事情はそんな甘い考えでは、生きていけない時代になったようです。一生懸命働いていても給料は下がるし賞与はカットされる。さらには、リストラ。ボクのまわりでも自己破産した人が数人います。「リストラされないコツ?」一生懸命なんか働かなくてもいいから、成果だけは出すこと。「貧乏神に追い付かれないコツ?」稼いだ金額に見合うレベルの衣食住で暮らせば、貧乏神は来ません。…と、まずは屁理屈。
 「真面目に働く人が報われないのは、おかしいですよ」と、感情請け負い芸人の甚ちゃんらしい意見。「ボクたちお笑いの世界も、努力していても面白くても、売れない人たち多いですからね」とだいちゃん。確かにプロセスも大切かもしれないけれど、これからの時代は、残念なことに結果で判断されます。貧乏神はどんな人を追い掛けるのか知っていますか?。ボクのデーターでは不平や不満の多い人のようですよ。御注意を。そこでボクからのアドバイス。元気に明るく挨拶をしてみて下さい。挨拶上手な人には貧乏神は寄り付きません。その証拠に<だいまじん>は挨拶が上手だからツキの神様が守ってくれています。嘘だと思うならライブを見に来てごらんなさい。明るく元気な挨拶が聞けますよ。


金は天下の回り物。お金の流れを知る人は儲かる、知らない人は損をする

 お金という物は常に世の中を巡っている物だから、真面目に働いていればいつかは巡ってくると言う「金は天下の回り物」。そりゃあ幾らかは回ってくるかもしれないけれど、大半のお金は、金の流れを知っている人のところにドカ〜ンと行くんじゃないの?。だって、真面目に働く事と収入額は正比例してないもん。でもボクは、だからこそ世の中は面白い…と思っているんだけどね。
 「毎回思い付きで話していません?」と甚之助。いいとこ突いてきたけど残念でした。思い付きではなくその場凌ぎです。「たまにはマジで決めて下さいよ」とだいじ君。ハイハイ。大きな単位のお金が流れてくる仕組みは知らないけれど、小さなお金を掴む方法なら知ってますよ。例えば、好きな仕事を選ぶこと。好きな仕事をして給与が貰えるんだから、まずそれだけでもラッキー。好きな仕事なんだから、他の人より努力もするし頑張れる。第一、毎日の仕事が楽しくてしょうがない。仕事仲間に感謝。上司に感謝。お客さまにも感謝。となれば自然に成績も上がるし回りの人の評価も上がる。成果主義の時代なんだから給与も当然アップで、ソコソコのお金がドンブラコ〜ドンブラコ〜と自分の財布に流れてくるのです。「なんとなく納得しちゃうボクたちがいけないのかな〜?」と<だいまじん>。ハイ、納得させて小金を稼いでおりますよ。なんせ、好きで選んだ商売が企画屋なもので…。